2010年6月26日土曜日

【Revival/ヤザキタケシ】出演者オーディションを行います。

ダンスボックスの7月の第4週は濃密です。

7月24日 エレナとファーミのお話を聴く会 @丸五市場
7月25日 【Revival/ヤザキタケシ】 出演者オーディション @ArtTheater dB 神戸
7月26日 可世木裕子さんのお話を聴く会 @ArtTheater dB 神戸

【Revival/ヤザキタケシ】さんのオーディション情報は下記をご覧下さい。
皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
http://www.db-dancebox.org/09_info/100623_yaz/index.html

dB

【お話会】第3段!可世木祐子さんのお話を聴く会

可世木裕子さん(ベルリン在住) のお話を聴く会         

日時:7月26日(月)19:30開始  
入場料:1,000円(ドリンク込)
会場:ArtTheater dB 神戸(JR「新長田」駅より徒歩8分)
問合せ・ご予約:NPO法人DANCE BOX tel:078-646-7044 / dB WEBまで

わたしはどいつで,ドイツでわたしは。
20年近くのドイツで自分が、踊りがどのように変化して行ったか。日本では舞踏に出会い,というよりは故古川あんず氏に出会った所から私の踊りが具体化したと言っても過言ではない。 習い始めて一年程で彼女はドイツの芸術大学の教授の職を得,それならばとドイツへ移り、早19年。とにかくからだの取得のブランシュバイク時代を経て95年にベルリンに移り自分の踊りを作り始める。東の匂いが残っていた街がアレヨアレヨという間にヒップな街へと変換して行くのを片目に見ながらがむしゃらに活動。若者の集まる文化の中心地へとなる一方、 実情は失業者に溢れアーティストは別の国へと出稼ぎに出かける。私もそれに漏れずジプシー生活は続く。

★可世木祐子 プロフィール
ベルリン在住の舞踏家、振付家。故古川あんず氏に師事しカンパニーDance Butter TOKIO、Verwandlungsamt に参加。1992-97年ドイツのブラウンシュバイク市立芸術大学パフォーミングアーツ科に在籍。1995年、カンパニーcokasekiをMarc Ates と設立。ヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、カナダ、日本にて作品上演。 即興シリーズ“AMMO-NITE GIG”を企画、出演。inkBoat(SF)、CAVE(NY)、Tableau Stations(SF)、他とのコラボレーション。障がい者劇団Theater Thikwa(Berlin)の演出、振り付け、出演をする。“Ame to Ame”はIsadora Duncan Izzie Award (SF)にてBest Ensemble Performanceを受賞する。“KUDAN”はトヨタコレオグラフィーアワード 2004, ”Let My Fish Loose“は“no-ballet,International Dance Competition 2007”(Ludwigshafen)にノミネートされ最終選考に参加する。“TOOBOE” は The Dora Mavor Moore Awards 2007(Toronto)にて“Outstanding Production”にノミネートされる。
www.cokaseki.com www.youtube.com/cokaseki

【お話会】第2段 エレナとファーミに聴く会 

お話を聴く会、第2段を行います。
7月24日、下町情緒あふれる新長田の丸五市場で行います。



マ・エレナ・ラニオグさん(フィリピン)
      対談相手:桑折現(演出家)
ファーミ・ファジールさん(マレーシア)
      対談相手:山下残(振付家)
              のお話を聴く会 
  
      

日時:7月24日(土)14:00開始  
入場料:無料 
会場:丸五市場内コミュニティスペース
  (JR「新長田」駅より徒歩10分)
問合せ・ご予約:NPO法人DANCE BOX tel:078-646-7044 / dB WEBまで

第1部:エレナは7月13日より9月3日まで新長田(dB)に滞在します。現在、マニラで育まれているダイナミックな新しいダンスの潮流について、そしてエレナの新長田での2ヶ月間の活動プランについてお伺いします。

第2部:本を登場人物に仕立てたファーミのパフォーマンス「Wayang Buku」をまずご覧いただき、ファーミのマレーシアでの活動について、そして現在進行形の山下残さんとのプロジェクトについてお伺いします。

※終演は16:20を予定。
※プログラムの内容は予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さい。
※市場内のミャンマーカレーや焼き鳥、天ぷら,ビール等を片手にお楽しみ下さい。

丸五市場とは・・・長田の‘世界遺産’として下町情緒たっぷりの丸五市場。毎週日曜日のお昼間は「丸五アジアランチ屋台」、毎月第3金曜日は「丸五アジアナイト屋台」と称し、アジア各国屋台が勢揃い。

★マ・エレナ・ラニオグ(マニラ/フィリピン) プロフィール
1979年生まれ。振付家、ダンサー。国立フィリピン大学ダンス学科卒業。フィリピンにおけるコンテンポラリーダンスの新潮流を担う<Wi-Fi BODY Festival><Contemporary Dance Map of the WDA-Contemporary Dance Network>に主要メンバーとして参加し、数多くの作品を上演。他に、マレーシアや台湾等のフェスティバルに参加。日本には、2007年「大阪パフォーミングアーツメッセ」、2010年「KOBE-Asia Contemporary Dance Festival#1」に参加。7月13日〜9月3日の約2ヶ月にわたって、ダンスボックスに滞在し、劇場<ArtTheater dB神戸>や新長田界隈でダンスパフォーマンスを上演する他、ダンスのワークショプを実施。国際交流基金「JENESYS Programme: 東アジアクリエーター招へいプログラム」により日本に招へい。

★ファーミ・ファジール(クアラルンプール/マレーシア) プロフィール
1981年生まれ。マレーシア・クアラルンプールを拠点に活動するパフォーマー、作家、グラフィックデザイナー。アーティスト・コレクティヴ「Five Arts Centre」のメンバー(2007年~)、実験的パフォーマンスグループ「Projek Wayang」のコーディネーター(2006年~)、グラフィック・デザイン事務所「Bright Lights At Midnight」の共同設立者兼デザイナー(2006年~)。2008/09年のロレックスメントー&プロトジェ・アートプログラム舞踊部門の最終選考候補者のひとり。国際交流基金「JENESYS Programme: 東アジアクリエーター招へいプログラム」により日本に招へい。

★桑折現(京都) プロフィール
1979年生まれ。dots主宰。演出家。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒。卒業制作公演『10の地点』で学長賞受賞。独自の空間構成をベースに身体や映像など様々な要素を重層的に結びつけ、根源的な人間の「存在」を見つめようとするパフォーマンス作品を発表してきた。ASIA-EUROPE- FOUNDATIONが主催する『第3回ダンスフォーラム -pointe to point-』や、アジア4都市を巡回する滞在型プロジェクト『Chasing the whale』(06年バンコク、マニラ、京都、東京)への参加等、海外のアーティストとの活動も増えてきている。

★山下残(京都)プロフィール
1970年生まれ。振付家。90年代中頃より振付家・演出家として創作を始める。主な作品に、来場者に本を配り、ステージからのカウントに合わせて、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に観る「そこに書いてある」、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」、スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを合わせて身体と見せる「せきをしてもひとり」、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」、観客席の頭上に水面の映像が映るモニター15台を吊り下げた「大洪水」など。

主催:NPO法人 DANCE BOX 
共催:国際交流基金「JENESYS Programme: 東アジアクリエーター招へいプログラム」、財団法人セゾン文化財団